ストレス社会と倫理的暴力。
それほど気が長い、穏やか、という人間ではありません。
なんとなくそんな印象を持っている方には申し訳ないですが♂
とはいえ、すぐに感情的にまくし立てたりはしませんけども。
ストレス性の不眠による疲労感は依然として続いています。
で、さすがに診療所へ行ってきました。久しぶりでーす。
てことで、その場しのぎの安定剤処方してもらいました。
根本解決にならないことは織り込み済み。
あくまで冬の時代を乗り切るためのツールです。
最近読んだ本で、頭痛くなるけど、面白いものがありました。
フェミニズム関係でも有名な、ジュディス・バトラーによる一冊。
| 自分自身を説明すること―倫理的暴力の批判 (暴力論叢書 (3)) 著者:佐藤 嘉幸,清水 知子,ジュディス・バトラー |
いやー、レヴィナス、ラプランシュといったあたりは
自分にとってかなり難解だったけど(「私」が指すものがややこしい)
アドルノの道徳批判やフーコーの自己批判の部分は
結構すんなり入ってきたし、
何より「そうだよなー」と思わされました。さすが知の巨人たち…。
アドルノを引いての倫理的暴力批判は痛快で、
現代の社会において、医療というコンテクストにおいても、
もっと意識されてもいいのではと感じさせられるものでした。
倫理的暴力とは、
「『普遍的なもの』(全体利益)としての倫理的規範が、
個人の権利(個別利益)と一致しそこね、それを無視してしまう」
(解説部:p.264)
ということで、EBMに関する医療問題にも
示唆がある考え方かなと思いました。
ただ、(おそらく原著がそうだと思う)書き方がやたらに挿入句が多く、
読む側にとってすごく読みづらいのはちょっとムカつきましたけど。
アドルノの『道徳哲学講義』もちょっと読んでみようかと思います。
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コメント
こんばんは。
辛いので私も安定剤が欲しいのですが、
あまり効かないですか??
それから前に紹介いただいた本読みました。
RFLでの対応にも参考になりそうです。
投稿: mikako | 2008年8月31日 (日) 01時47分
ストレスはつきものとはいえ、不眠はきついですね。
私的にはおかぴさんにそういったイメージはありませんよ(笑)
そう、安定剤はまさにツールに過ぎない訳で・・・
ちょっと難問の集中攻撃に遭うとプチパニックになったりします。
よって秋になったら久しぶりにストレスを心理学的な観点でみている本でも読もうと思います。
投稿: リラックマ@頭に水玉手拭 | 2008年8月31日 (日) 02時59分
私(今の体型からは想像もつかないでしょうが)30代半ば痩せ過ぎーの、血圧低すぎーので、循環器のDrからドグマチールを処方され半年で3㎏増。
加えて虫垂炎の手術後3kg増・・・毎年1kg増え、現在体型。
ドグマチール卒業後1日3回デパス服用中です
投稿: 親ぱんだ | 2008年8月31日 (日) 03時09分
>mikakoさん
安定剤ですか。そうですね。効きは人によってさまざまです。薬剤耐性といって長く使っていると効きにくくなるものもありますし。ただ、不安やイライラは多重的に要因が絡まっていることが多いと思いますので、ちょっと相談に行ってみるのもいいかもしれませんね。
>リラックマ@頭に水玉手拭さん
どんなイメージを持たれているのか気になるところですが…。薬は万能ではありませんが、使い方次第で最良のパートナーともなると考えています。そのさじ加減が素人判断では難しいので、よき医師とめぐり合うことが大切だと思いますが。
良くないこと(面倒なこと)は手をつないでやってきますからね~。心理の本も氾濫しているので、いいチョイスができますように♂
>親ぱんださん
そうだったのですね。ドグマチール、デパスともにずいぶんお世話になったなーという思いのあるものです。ドグマチールは服用しても抗がん剤のせいで即吐いてしまったのが多かったのですが、精神薬としてよりも消化器の薬らしいですね。デパスも入院中は毎食後でした。体重が7kg減だったのは、その分たくさん出したからでしょうか…。
投稿: おかぴ | 2008年8月31日 (日) 12時01分